Laser Show Ware  
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レーザープロジェクターの明るさについて

 レーザーの出力はWで表示されるのが普通です。Wはエネルギー量を表します。Wはカ ロリーに換算できます。つまり、何かをどれだけ暖められるかを表すことはできますが、 人間の感じる明るさを反映しません。
 例えば、5mWの赤色のレーザーと緑色のレーザーを比べるとよくわかります。緑色の レーザーのほうが明るく感じるはずです。しかし、どちらも5mWです。視感度はレー ザーの波長に大きく依存するからです。
 照明や映像投影機などにはWで表示される光源が含まれていますが、明るさはルックス やルーメンといった別の評価基準(単位)を持っています。これと同じようにレーザープ ロジェクターにも人間の目に対する明るさを表現できるようなものはないのでしょうか? ルーメンを利用した方法がILDAなどで議論されていますが、明確な数値基準は今のところ ありません。

明るさの相対基準

「もし、同じ波長、同じビーム径であれば、出力の高いほうがより明るく見える」ことを
利用して相対視感度を利用することができます。
相対視感度 = ビームの出力 / (ビーム径)の2乗
例えば、
A: ビーム径が3mm、5W、532nmのレーザー

B: ビーム径が5mm、10W、532nmのレーザーを比較してみましょう。
A = 5 / (3 x 3) = 0.56
B = 10 / (5 x 5) = 0.40
もし、2台のレーザーを比べるとAの方(5W)が明るく見えます。
ビーム径が小さくビーム広がり角の小さいレーザーの方が、レーザーディスプレーには適
していると言えます。

カラーの場合

 フルカラーレーザープロジェクターの場合はもう少し事情が複雑です。3色を1本の ビームにまとめている場合がほとんどですから、それぞれの波長とビーム径が同じであれ ば相対視感度は同様に計算できます。現実にはこの方法は使えません。これも、ルーメン などの単位を用いて表示する方法が検討されていますが、これと言った基準が ないのが現状です。
 そこで、今のところ使えるテクニックがホワイトバランス時出力を比較する方法です。 ホワイトバランスを取った後の出力で比較することで、プロジェクターの明るさを相対的 に知ることは可能です。
 ホワイトバランス時出力とは、レーザーが白色になるようにRGBの出力を調整した時の 合計出力です。これば、パワーメーターで測定することができます。ホワイトバランス自 体人によって好みの差もあり曖昧です。レーザーアニメーション社ではD65という基準を用いてホワイトバランスを統一しています。
 例えば、フルパワーは1.2Wあっても、ホワイトバランス時出力は400mWしかないよう なプロジェクターも実在します。実際の問題は更に複雑で、赤や青にどの波長のレーザー を使っているかによっても見た目の明るさは大きく変化します。最終的には、実際に目で見て確かめるしか方法はないようです。

D65とは

D65とは、ホワイトバランスを取る時に使用する白色の基準です。西ヨーロッパの晴天の正午の色温度を基準に定められています。色温度では、6504Kとなります。
これは、1931年にCIE (International Commission on Illumination) で定義されました。

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