Technical

ネットワーク型 レーザー停止ボタン

システム

レーザーシステムを施設に導入して運用するには、レーザーをいつでも停止出来る安全なシステムが必ず必要になります。これまでの停止ボタンは、レーザープロジェクターと多芯ケーブルを接続する必要がありました。
新しいレーザー停止ボタンは、ネットワークに対応したことで非常に柔軟なシステム設計と多くの利点をもたらします。
例えば、既に建てられている施設に新たにレーザーシステムを導入しようとした場合、レーザー停止用の多芯ケーブルが敷設されていることは100%ありません。ネットワークであれば、いたるところに敷設されている場合が多く、そのネットワークを利用することが可能です。
また、ネットワーク対応の利点としてレーザープロジェクターとレーザー停止ボタンを設置したいコントロールルームが1km離れていても問題ありません。従来の方法で多芯ケーブルを敷設しなければいけない場合は、どの経路に新たに敷設できるかの下見調査から始まり敷設施工の仕様を決定しコストの計算....工事完了後の検査など、多くの時間とコストを費やすことになります。
新たなレーザー停止ボタンは、レーザープロジェクターとハートビート接続可能で万が一ケーブルが破損した場合は、すぐさまレーザーは停止します。また、グループ設定も最大4個まで可能です。
レーザーシステムに必要なのは、ネットワークだけになりました。

*このシステムに対応するデバイスは下記になります。
・Phaenon Accurate
・AVB2ILDA
・AVB2ILDAを内蔵したPHAENON XD
・RTI PIKO(2023年以降)
・RTI NANO(2023年以降)

YouTubeで見る